春の光に包まれて、桃の花がふわりと咲きはじめた頃、
モモちゃんは静かに旅立ちました。
長い月日を一緒に過ごしてきた大切な家族。
9匹の猫たちとともに暮らし、その一匹一匹を、
まるでお母さんのように見守り、看取ってくれたモモちゃん。
みんながひとり、またひとりと空へ還っていくのを、
いつも静かにそばで見守っていたね。
そして最後に、自分の役目を終えたかのように、
やさしく息をひきとりました。
モモちゃん、ありがとう。
たくさんの愛を、ぬくもりを、
私たちに残してくれて、本当にありがとう。
あなたと過ごした日々は、あたたかな記憶として
今も胸の中で優しく光っています。
みんなのもとへ行けたかな？
きっと、空の上でも変わらずやさしくて、
変わらずみんなのことを気にかけているんだろうな。
モモちゃん。どうかゆっくり、ゆっくり休んでね。
桃の花が咲くたびに、あなたのことを思い出します。
またいつか会える日まで。
